たかはし眼科

愛知県日進市蟹甲町池下279-2
Tel:0561-73-0055

愛知県日進市にあります「たかはし眼科」より眼の病気についてご説明します。

糖尿病網膜症

>Home >眼の病気について >糖尿病網膜症

糖尿病網膜症(とうにょうびょうもうまくしょう)

糖尿病に伴う網膜の変化で、糖尿病の三大合併症の(腎症、神経症、網膜症)1つです。日本では失明原因の第1位として、重要な疾患です。
糖尿病網膜症の恐ろしいところは放置すれば失明におちいる重篤な疾患なのにも関わらず、自覚症状がなかなか出ないことです。
内科で糖尿病と診断されたら必ず定期的に眼科受診をして、現在の自分の眼の状態を把握し、眼科医の指示に従って適切な検査、治療を受けることが必要です。
糖尿病は、網膜の状態で3段階に分類されます。

単純糖尿病網膜症

網膜細動脈瘤(網膜血管のつまり)が出て、網膜に出血などが点在した状態です。
恐ろしい網膜症の始まりのサインであるのに、この時点ではほとんど自覚症状がありません。
網膜の中心に浮腫(むくみ)がある場合のみ、視力低下が現れます。

前増殖糖尿病網膜症

網膜静脈が怒張(血管が腫れる)し、血液の成分が染み出てきます。
網膜の所々に毛細血管が閉鎖した領域が見られるようになり、網膜全体に酸素がいきわたらなくなります。

増殖糖尿病網膜症

網膜も血管が閉鎖した場所が多くなり、網膜に血液が流れず、眼は酸欠状態になります。
すると、網膜や視神経乳頭から細く、もろい新生血管が出現します。
この新生血管は簡単に切れ、眼底出血を繰り返し、視力低下を引き起こします。
出血を繰り返すうちに、網膜に膜が張り、その膜が網膜をひっぱり、網膜剥離(網膜がはがれる)の原因になります。
眼全体が酸欠状態になるので、虹彩(茶目の部分)にも新生血管が生えてきて緑内障を併発します。

治療

まず、血糖コントロールをしっかりして網膜症にならないように心がけましょう。
網膜症は自覚症状がないことが多いので、定期検査を欠かさないようにしましょう。
網膜症が出現したら、必要に応じてレーザー光凝固術をします。
出血がひどい場合や、網膜に増殖膜が張っている場合は硝子体(眼球の中のゲル状の物質)を取り除く手術をしなければならないこともあります。
糖尿病になってしまったら、自覚症状がなくても眼科定期検査を受け、網膜症が進行する前に今の眼の状態をしっかり把握し、その時の眼の状態に合わせた治療をすることが大切です。

眼の症状と病名一覧に戻る

このページの先頭へ